それを裏付けるような出来事が、実はその日の約2週間前の8月25日尖閣諸島で起きていた。
衆議院安全保障委員会の議員一行11名が、自衛隊航空機で尖閣諸島を視察していたのだ。
自国の領土を自国の国会議員が自衛隊機で視察するというごく当たり前の行動に、中国側が激しく反発し対抗処置として行ったのが、今回の革新的領海侵犯だと考えられる。
マスコミがあまり報じなかった国会議員団の尖閣視察の様子を、地元紙八重山毎日新聞は次のように伝えている。
八重山毎日新聞 2010年8月26日
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16645/
きょう外間町長に面談
【与那国】衆議院安全保障委員会(奥田建委員長)の委員らは国の安全保障におけ る防衛などの実情調査として25日午後、尖閣諸島の上空視察を行ったあと、与那国入りした。視察団一行は26日、外間守吉与那国町長と面談したあと、町内 を視察する予定。統一地方選挙を前に自衛隊の誘致を掲げている外間町長との面談が注目されている。
尖閣諸島の視察には奥田委員長をはじめ、玉城デニー氏(民主)ら10人が参加。視察後に赤嶺政賢氏(共産)が合流し、民主党衆議6人、自民2人、公明1人、共産1人の計11人が与那国入りした。
視察団一行は25日午後4時すぎに自衛隊機2機で与那国入りし、同日夜には町議らと懇談。25日朝には外間守吉町長と面談し、町内を視察する予定。
代議士のほか、衆院調査局安全保障調査室調査員や衆院参事らも随行。衆院調査局安全保障調査室主席調査員や防衛省大臣官房審議官らも同行しており、総勢19人が与那国入りした。
与那国空港で奥田委員長は「今回の視察の一番の目的は尖閣諸島の視察であり、移
り変わっていく状況をこの目で確かめたかった。最西端の与那国については日本の領土、領海、領空を守っていただいている皆さんの生活を見て、足りないもの
を意見としていただき、お役に立てればと思っている」と記者団の質問に答えた。
また、同日の視察団の来島に伴う自衛隊誘致反対派住民による抗議行動などはなかった。
◇
地元選出の赤嶺政賢議員(共産党)は、この視察に疑義を呈し視察には参加しなかったという。
2年前にも衆院外務委員会の議員団が同じように自衛隊機で尖閣視察を行っていたが、やはりそのときも地元選出の赤嶺議員(共産党)と照屋寛徳議員(社民党)は自衛隊機を利用しての視察を拒否している。
国会議員が自国の領土を自国の自衛隊機で視察することを拒否するとは、この方々はいったいどこの国の国会議員かと疑いたくもなる。
(via otsune)